2025年11月23日日曜日

【エッセイ】知っておきたい健康の知識~筋力トレーニング~

昨年、一昨年に比べると、ウエストに肉がつき、わずかに体重が増えていた。
それまでも自宅で筋力トレーニングをしていたが、メニューを見直した。
その結果、ウエストが7センチ減、BMIは20から19になった。
予想以上の効果に自分でも驚いたので、調べたことを書いてみるw

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」のポイントは以下になる。
・筋力トレーニング(筋トレ)には、マシンなどを使用するウエイトトレーニングだけでなく、自重で行う腕立て伏せなどの運動も含まれる。
・成人及び高齢者に、筋トレを週2~3日実施することを推奨する。
・筋トレの実施は生活機能の維持・向上だけではなく、疾患発症予防や死亡リスクの軽減につながると報告されている。
・筋トレと有酸素性身体活動を組み合わせるとさらなる健康増進効果が期待できる。

同ガイドには、筋トレを推奨する科学的根拠も書かれており、以下がある。
・筋トレの実施時間の影響について検討した調査では、全く実施していない群と比較すると、わずかな時間であっても実施していた群は、総死亡及び心血管疾患、全がん、糖尿病の発症リスクは低い値を示すことが報告されています。このように、筋トレを実施することは、運動器障害だけではなく、生活習慣病の発症や死亡リスクの低減につながる可能性があります。
・疾病発症及び死亡リスクに関する報告では、わずかな実施でも健康増進効果が期待できる一方、週当たりの実施時間が長くなりすぎると逆効果である可能性も示されています。筋トレを実施する際はしっかりと休むことも重要ですので、休息日を念頭に置いた「週2~3日」を推奨値として設定しました。

今回、見直した内容は、ウエスト回りの筋トレの追加だった。
あと、ほぼ毎日、筋トレしていたところを、一日おきにした。
追加したので、一日当たりの実施時間は増えた。
一日おきにしたので、週当たりの実施時間は減ったが、予想以上の効果だったw

同ガイドには、国内の筋トレの現状について、以下がある。
・筋トレを実施している人の年齢別の割合は9~29%。
・年齢別にみると18~19歳が29%と最も多く、年齢が上がるとその割合は減少。
・2016年の社会生活基本調査によると、「器具を使ったトレーニング」を実施している人の割合は15%。
・筋トレなどを含む筋力の向上につながるような全ての身体活動を対象とした場合、週2日以上実施している人の割合は14~74%で、高齢者においてその割合は低い傾向にある。

筋トレを実施している人の割合が少ないことに驚かされた。
年齢別の割合が9~29%なので、平均すると、ほぼ2割ということになる。
個人的には、主体的に考えて行動できる日本人は2割ほどだと思っている。
筋トレにおいても、ほぼ2割という実施率を知り、納得してしまったw

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