2024年9月30日月曜日

【建築コソコソ噂話】賃貸にした方がよい土地の話

下図の左にあるように、本州を赤線で切った断面が、右の図になる。
はるか昔は、山だけだったが、風雨によって山が削られた。
削られた土砂が流れてきて、現在の地形ができていることになる。
自然にできた地形を変えても、いずれは元の地形に戻ることになるw

昔は、生活に適した平野部に人が集まり、暮らしていた。
だが、平野部が少ないため、埋め立てや斜面での宅地開発が進み、人が移り住んだ。
平野部以外の土地は、生活に適さないため、多くのリスクがある。
例えば、大雨や河川の氾濫による家屋の浸水、土砂崩れによる家屋の損壊などw

浸水リスクについては、朝日新聞がデータ分析しており、以下になる。
2020年に河川が氾濫した際に浸水の恐れがある地域に住んでいる人は、約2594万人。
浸水想定エリアの人口が多い都道府県の上位3位は以下になる。
東京都:約415万人、埼玉県:約277万人、神奈川県:約170万人w

専門家はこれらの地域から、安全な地域への居住誘導の必要性を訴えている。
自身も浸水のニュースを見るたびに、安全な地域へ引っ越せばよいのにと思ったりする。
不動産業界では、浸水リスクが物件価格に反映されることは少ない。
個人的には、浸水リスクがある土地に住むのであれば、賃貸にした方がよいと思うw

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