2024年9月26日木曜日

【エッセイ】映画「ウォール・ストリート」を観て思ったこと

先日、2010年の米国映画「ウォール・ストリート」を観た。
非情だった株式ブローカーの男が、家族の大切さに気付くという話。
終盤、男はたった一人の家族である娘名義にしていた資産を、自分のものにしようとする。
だが、娘が婚約者の子どもを身ごもっていることを知ると、娘へ全額渡したw

株式ブローカーの男と自身には、似ているところがあるかもと思った。
自身にも娘がいるが、親戚から貰ったお年玉や祝い金は娘名義の口座に貯金していた。
娘が高校生になったときには、数十万円ほどになっていた。
通帳と印鑑を渡し、娘が貰った金なので、好きなことに使うようにいったw

娘が大学生になると、娘名義の取引口座を開設した。
娘は小遣いをバイトで稼いでいたが、本来は親が小遣いを渡さなくてはならない。
小遣い分として、毎年100万円で株を買い続け、配当金は都度、渡していた。
社会人になってからは確定申告させているので、配当控除による還付金も貰えているw

自身の親もそうだが、このことを話すと、驚かれることが多い。
自身は当たり前だと思っていることなので、なぜ、しないのかと思う。
子どもの資産を、子ども名義の口座を作って、管理することに理由はない。
子どものことを思えば、親がすべき当然の行動だと思っているw

生前贈与も同じで、できるのであれば、子どもへ生前贈与すべきだと思う。
当たり前だが、現役世代は子育てなどで、最も支出が多くなる。
自分に必要な生活費や、非課税の贈与額はいつでも確認できる。
できるのであれば、贈与税が少なくなるように、計画的に生前贈与すべきだと思うw

自身の親もそうだが、生前贈与したがらない高齢者は多い。
いくら資産があるのか聞いても、わからないなどといい、教えようとしなかったりする。
年をとれば、認知機能が衰えるため、管理できなくなる可能性もある。
個人的には、そのような高齢者が、詐欺被害に遭うのではと思っているw

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