2024年9月22日日曜日

【エッセイ】子が親を思う時代から親が子を思う時代

管理などを寺や霊園に任せる永代供養型の墓を選択する人が増えているらしい。
ある仏壇・墓石販売大手の調査では、一般墓を選ぶ人の割合を上回ったらしい。
今春に樹木葬の墓地を整備した寺の住職は、このことについて下記のコメントをしている。
「子が親を思う時代から親が子を思う時代に入ってきた」w

自身の親世代は、子に面倒を見てもらうという考えの人が多いように思う。
自分たちが親の面倒を見てきたので、そうしてもらうのが当たり前という考え。
だが、価値観の変化などに伴い、親の面倒を見るのが当たり前ではなくなった。
情報社会で、世の中の実情を知ることができるようになったことも大きな理由だと思うw

自身の実家は自営業だったので、面倒を見てもらうという考えが強かった。
後を継がせたかったので、学校が休みの日には、よく現場に連れていかれた。
だが、連れていかれたことで、このような仕事はしたくないと思った。
結果、自営業を継ぐことはなく、会社員として働いたw

この経験もあって、子どもには自分の生きたいように生きて欲しいと思っている。
子どもは親の面倒を見るために生まれてきたわけじゃない。
今年、結婚した娘がいるが、面倒を見てもらうつもりはないと伝えている。
相談があれば、アドバイスはするが、旦那と相談して決めるよう伝えているw

大学生時代の娘は小遣いをバイト代で賄っていた。
学生の本分は勉強なので、本来、親が小遣いを渡さなくてはならない。
小遣い分として、年間100万円で娘名義の株を買い続けた。
現在、娘の運用額は1500万円を超え、年間の配当金は50万円になっているw

65歳以上の高齢者が過去最多の3625万人となったらしい。
総人口に占める割合も過去最高の29.3%で、世界200の国と地域の中で最も高いらしい。
時代は、子が親を思う時代から、親が子を思う時代に入ってきている。
親の面倒を見てきた自身の親世代は、最も恵まれない世代かもしれないw

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