自身の週の生活費(食費、日用品など)は、3万円。
今月と来月は、先月の株の配当でまかなっている。
考えてみれば、12月と1月の生活費も株の配当でまかなえる。
12ヶ月中4ヶ月、年の3分の1の生活費を株の配当でまかなっていることになるw
配当は、真の不労所得である。
配当は、企業の株を買い保有するだけで、決まった時期になれば送られてくる。
投資している企業の収益の一部が、配当として株主に還元される。
株主は働かなくても、所得を手にすることができるのであるw
「銘柄を明かさない理由R」第15章の主要人物は、天使の笑顔をもつ男。
またの名を、無敗のA(エース)という若き無敗の相場師だ。
彼は若くして、株主が資本主義では最強であることを知った男でもある。
それでは「銘柄を明かさない理由R ベイビーワールドエンド編」をお届けするw
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第186話 Sex and the City(後編)
若い東洋人男性は高級な娼婦の館を出た。
待たせておいた車に乗り込むと、自宅のある市街地へ向かうよう運転手に命じた。
運転手は、精悍な顔つきをした日系人男性だった。
走り始めた車内で若い東洋人男性、天使の笑顔をもつ男は4年前の回想にふけった。
4年前、天使の笑顔をもつ男は米国へ来た。
日本で、天使の笑顔をもつ男は、無敗のA(エース)と呼ばれていた。
無敗のキングから、最後の相場師の後継者になれといわれたが断った。
米国へ来た目的は、ウォール街初の日本人成功者になるためだった。
米国へは、無敗のキングから命ぜられたウィッグの女も一緒だった。
米国へ来て、2人はウォール街に近いマンハッタンの高級アパートメントに住んだ。
天使の笑顔をもつ男は、無敗のキングから口座が開設できたら知らせろといわれていた。
口座を開設した天使の笑顔をもつ男は、口座名を無敗のキングにメールで伝えた。
数日後、無敗のキングから天使の笑顔をもつ男にメールが届いた。
内容は、口座に資金を移動したので必ず増やせ、というものだった。
語学を身につけるまでの間、天使の笑顔をもつ男はウォール街に頻繁に出かけた。
やがて、天使の笑顔をもつ男は、ある男の噂を耳にするようになった。
その男は、BABY(ベイビー)と呼ばれていた。
BABYは、ウォール街に多大な影響力を持っているという噂だった。
噂では、BABYはリーマンショックで大儲けしたともいわれていた。
BABYは決して表舞台には姿を見せず、正体を知っている者はいないという噂だった。
天使の笑顔をもつ男は、BABYは都市伝説の1つかもしれないと思った。
無敗のキングに、ウォール街にBABYという男の都市伝説があることを伝えた。
だが、無敗のキングからの返信は「BABYは都市伝説ではない」だった。
天使の笑顔をもつ男は、BABYの正体を突き止めることにした。
そんなある日、天使の笑顔をもつ男は、BABYに関する情報を入手した。
「BABY is a Chicago whore favorite.(ベイビーはシカゴの娼婦がお気に入り)」
ウィッグの女に「ある街へ行ってくる」と告げ、高級アパートメントを出た。
情報を入手した天使の笑顔をもつ男は、シカゴへ拠点を移した。
天使の笑顔をもつ男は、相場を張りながら、BABYの正体を追い求め続けた。
シカゴの高級な娼婦の館に通い、娼婦たちにBABYの情報を依頼し続けた。
天使の笑顔をもつ男は思った、おそらく娼婦たちからの連絡は来ない。
だが、大金を使い探している自分のことを、BABYは必ず知りたいと思うはずだ。
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