2025年9月28日日曜日

【エッセイ】次世代に伝える資料からわかること

下図は、自身の世代から上の家系図で、最下段の第一子が、自身になる。
両親にお迎えがきたので、両親からの家系では、自身が最も年長者になる。
よい機会なので、家系図の人物のことを調べて、次世代に伝える資料を作ることにした。
戸籍などを調べていて、わかったことがあるので書いてみるw

最も驚きだったのが、母方の祖父が1897(明治30)年生まれだったこと。
128年も前に祖父が生まれていたことに驚かされた。
この年、京都帝国大学(京都大学)や 日本勧業銀行(みずほ銀行)が創立されている。
また、"最後の相場師"と呼ばれた是川銀蔵氏が生まれた年でもあるw

母の兄である長男(第一子)は、1924(大正13)年生まれ。
だが、1945(昭和20)年の終戦の日より前にお迎えがきていた。
戸籍には、お迎えが来た日時や場所が記載されていた。
お迎えが来た原因まではわからないが、20歳の若さでお迎えが来ていたことになる。

母の兄である次男(第五子)は、1941(昭和16)年生まれ。
1968(昭和43)年に婚姻、東京都内の新戸籍へ移っている。
母方の実家は、東京から遠く離れた地方都市にある。
どのような経緯で東京へ来たのか、気になるところではあるw

自身は知らなかったが、母方の祖父が生まれた翌年に"家制度"ができた。
"家制度"は、明治憲法下の民法において規定された日本の家族制度。
戸主と家族を一つの家に属させ、戸主に家の統率権限を与える制度。
要は跡継ぎの長男に権限を与える制度で、1947(昭和22)年に廃止されるまで続いた。

父方の祖父も、母方の祖父も長男ではなかった。
本家ではなく、分家だったため、親の遺産相続はなかったと思われる。
父は長男だったが、分家の長男だったため、恵まれた環境ではなかったと思われる。
大変な時代に生まれたことで、苦労して来たんだろうなと思う。

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