2021年3月6日土曜日

【コラム】株式アナリストの強気意見に思うこと

自身は、たまに株式アナリストの意見を読むことがある。
日経平均株価が30,000円を超えてから、強気の意見が多くみられるようになった。
少し下がれば、ここぞとばかりに押し目買いを推奨する人が多い。
自身のように、一部を売却、現金化のヘッジを推奨する人はいないw

彼らも商売なので、強気を推奨したがるのはわかる。
彼らの一律に強気な意見は、浅はかだといわざるを得ない。
確かに業種によっては、割安株も多くある。
だが、一部の業種は割高水準にあり、すでに下落し始めているw

TOPIXの構成銘柄を業種別に区分した株価指数のTOPIX-17シリーズがある。
下図は、TOPIX-17シリーズ5業種の昨年年初からの推移である。
エネルギー資源、銀行の2業種は、今も昨年年初の水準まで戻っていない。
だが、残りの3業種はすでに高値圏にあり、下がり始めているw
自身には相場の現状を把握するため、いくつかの監視銘柄がある。
下図は、監視銘柄の1つである7741 HOYA株式会社の30年チャート。
グロース株代表ともいえる超優良銘柄だが、先月から落ちるナイフと化している。
彼らの浅はかな強気意見には、甚だあきれるしかないw

0 件のコメント:

コメントを投稿