最大手の生命保険会社が、企業年金の予定利率を1.25%から0.5%に引き下げるらしい。
引き下げ理由は、国債などの利回りが低い状況が長期化し、運用が難しいかららしい。
契約している企業は約5,200社、運用額は5兆6,000億円ほどなので影響は大きい。
企業によっては、掛け金の増額や年金の受け取り額が減ることになるw
物価が上昇する中、1%にも満たない予定利率だと目減りするだけである。
働く期間が長くなればなるほど、マイナスの複利効果で目減りする額が増えることになる。
そもそも、ゼロ金利政策は、株式投資による運用を推奨している。
国債などで運用しようとするから、予定利率を引き下げることになるのであるw
自身のかっての勤務先でも、企業年金の予定利率は下がり続けていた。
会社員を辞めて、よかったことの1つに、企業年金からの解放がある。
自身の娘の勤務先にも企業年金があるが、予定利率は低い。
娘から企業年金の相談を受けた際は、最低限の掛け金にしておくよう、アドバイスしたw
ゼロ金利政策の導入前は、勤勉貯蓄だけでも資産を増やすことができた。
だが、導入後は、勤勉貯蓄だけでは資産を増やすことはできない。
このことに、気づけるか、気づけないかが、老後の格差になるのだろうなと思う。
勤勉貯蓄だけで、投資していない人の老後は、大変だろうなと思ってしまうw
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