2022年4月30日土曜日

【エッセイ】久々に共感した相場観

今年になってからの米国市場は下落トレンドで、昨日も大きく下落した。
4月の下落率は、NYダウは-4.91%、NASDAQは-13.26%、S&P500は-8.80%となった。
NASDAQは2008年10月以来、S&P500は2020年3月以来の下落幅らしい。
昨年の上昇分は吹き飛び、一昨年の水準まで戻ったことになるw

個人的には、米国市場だけでなく、日本市場も下落トレンドにあると見ている。
週末は、株式評論家や証券アナリストの見解を読むことが多い。
株式評論家や証券アナリストの見解は、強気な見解が多い。
だが、久々に共感できる相場観があったので、共感できた個所をご紹介するw

「(前略)株式市場は当面下値リスクを意識せざるを得ない。米国株主導のリスクオフ相場が秋ごろまで続きそうだ。本格的な下げ局面は、FRBによるQTがスタートしてしばらく経った後、実際に市場から資金が吸収され、マーケットの流動性が低下してからとなるだろうが、その際には米国株の崩れと並行して、日本株も下値を探る展開が避けられないだろう。オーバーシュートすれば、日経平均2万円大台攻防が意識されるような水準まで暴落するようなケースが生じて不思議はない。一方で急落後は、FRBの金融引き締め方針が頓挫し、年末にかけて空売りの買い戻しを絡め大きくリバウンドに転じる可能性はあるが、2万5000~2万6000円程度が、戻りの上限とみている。

こうしたなか、個別株戦略はどうすればいいのか。まず、高PERのグロース株は短期のリバウンド狙い以外は基本的に触らないこと。PERやPBRが低く配当利回りが高いバリュー株が投資対象として相対的に有利となる。もっとも、全体相場が下落基調を強めれば、バリュー株に照準を合わせてもキャピタルゲインはなかなか期待しにくい。したがって、バリュー買いのグロース売り(空売り)といったロング・ショート戦略が有効であると考えている。(後略)」
(松井証券 窪田朋一郎氏)

今後も下がり、20,000円大台攻防を意識するような暴落となる可能性もある。
リバウンドしても、戻りの上限は25,000~26,000円程度とみている。
短期のリバウンド狙い以外は基本的に触らない、ロング・ショート戦略が有効とのこと。
下図は、日経平均株価の5年チャートだが、個人的には共感できたw

自身が思う投資家のスキルは以下。
・上級者:プラスかつ市場平均を上回るリターン。
・中級者以下:上記以外のリターン。
連休は、共感した相場観に基づくトレードをプランすることにしようw

0 件のコメント:

コメントを投稿