2022年4月29日金曜日

【エッセイ】高齢になっても投資すべき理由

高齢になったら、若い頃よりも投資する割合を減らしましょうといわれている。
年金を受給しながら、貯蓄を取り崩して生活することが推奨されている。
だが、個人的には、高齢になっても投資すべきだと思っている。
高齢になっても投資すべき理由について書いてみるw

「最後の相場師」と称された是川銀蔵氏。
彼は84歳の時に、28億9千万円もの所得を申告、長者番付日本一となった。
28億9千万円もの所得のほとんどが、住友金属鉱山株の売却益だった。
住友金属鉱山株の売買判断について問われた彼は以下のように答えているw

「人間には、一生のうち一度や二度のチャンスはある。それを生かすか殺すかの決断のために、日常の努力と精進、そして真面目といった理論と実践とを通じて日夜思考の訓練を重ねることが成功への確率を増進する。そのために数多くの真剣勝負を経験し、勝負勘を養うことだ」
(「相場師一代」より)

世界最高の投資家とされているウォーレン・バフェット氏。
彼の数兆円もの資産のほとんどは、50代以降に増やした資産といわれている。
国籍や育った環境などが異なる2人だが、共通していることがある。
共通していることは、高齢になってから資産を大きく増やしていることであるw

自身もそうだったが、働いているうちは、投資に費やす時間は限られる。
働く時間がなくなれば、時間に余裕をもって、投資に取り組むことができる。
すると、理論と実践を通じて、思考の訓練を重ねることができる。
もし、資産を増やしたいのであれば、高齢になっても投資を続けることであるw

若いうちは、働いて得た所得から納税し、社会貢献する。
高齢になれば、投資で得た所得から納税し、社会貢献する。
年金や健康保険を食いつぶしているだけで、社会貢献していない高齢者は多い。
老害と呼ばれたくなければ、高齢になっても納税し、社会貢献することであるw

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