【エッセイ】今月は今年最後の逃げ場かもしれない

今年の新春コラムで、自身は相場格言通り、「丑（うし）つまずき」となると予測した。

つまり、前半の上昇相場で「売り」、後半の下落相場で「買い」の相場である。

自身が知る限り、株式アナリストたちは、真逆の意見が多かった。

前半の下落相場で「買い」、後半の上昇相場で「売り」の相場ｗ

特に意識していた訳ではなかったが、相場の状況に合わせて売買した。

すると、現時点での自身は、売り越しになっている。

おそらく、前半は売り越しで、後半は買い越しになると思っている。

なぜなら、相場の状況から、後半は下落する可能性が高いからだｗ

下図は、TOPIX（東証株価指数）の長期チャートに、赤の成長線を落とし込んだもの。

個人的には、赤線より下であれば買い、上であれば売りと考えている。

現時点は赤線より上であり、いつ下落してもおかしくない。

ちなみに、この図からは、バブルやリーマンショックの凄さがよくわかるｗ

下図は、上が、昨年年初からの信用取引の買い残と売り残金額の推移。

買い残金額は、同期間内の最高額になっており、売り圧力が高まっている。

下は、昨年年初からの信用取引の損益率を表す信用評価損益率の推移。

先日から、徐々に低下していることが確認できるｗ

米国の相場は、国内相場に影響を与える。

だが、米国はワクチン接種による景気回復が進んでおり、材料出尽くし感がある。

国内相場は、企業の決算発表という材料があり、今月が決算発表の企業は多い。

決算発表を受けた売買が終われば、相場は下落するのではないかと思っているｗ