本多静六氏は苦学の末、東京山林農学校を首席で卒業。
その後、東京農科大学(現在の東大農学部)の助教授となる。
「月給4分の1天引き貯金」により、莫大な財産を築いたとされている。
あまり知られていないが、莫大な財産を築けたのは彼の投資法によるところも大きいw
彼が株式投資をしていた時代は現物取引はなく、信用取引しかなかった。
期限が来ると、例え、損失が出ていようが現金で全株を引き取る必要があった。
彼は常に全株を引き取れるだけの現金を用意してから、相場に挑んだ。
いわば、現物取引と同じで、証券会社から借金しなかったのであるw
彼は株式で「二割利食い、十割益半分手放し」という投資法を押し通した。
引き取り期限の来る前に、思いがけぬ株価の値上りがあったとする。
彼は買値の二割益というところで、キッパリと利食いした。
それ以上は欲を出さない、これこそが「二割利食い」の投資法であるw
次に、いったん引き取った株が、長い年月の間に2倍以上になることがある。
そのときは手持ちの株の半分を売り放ち、残った株をタダ株にするのである。
これこそが「十割益半分手放し」という投資法である。
反対に値下がりしても、彼はいつまでも持ち続けたので損をしなかったのであるw
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