子どもファンドの株式購入が終了したので、お知らせいたします。
記
(1) 購入した株式の種類 (コード番号8306)三菱UFJフィナンシャル・グループ(2) 購入した株式の総数 1,500株(※上限1,500株)
(3) 購入価格の総額 990,000円(※上限1,000,000円)
(4) 購入期間 平成30年8月15日
(5) 購入方法 市場買付け
(ご参考) 平成30年8月15日時点の三菱UFJフィナンシャル・グループ株の保有
保有株式数 5,500株(全てタダ株w)
2018年9月中間配当(予想) 55,000円
以上w
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娘が大学生になってから、自身が運用してきた「子どもファンド」。
最後の年となり、自身の最後となる買いが終わった。
1銘柄への集中投資で全株をタダ株にすることができ、自身は感無量である。
記念に、今回の買いについて書いた小説を残しておくw
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【特別編】銘柄を明かさない理由R ~前門の虎、後門の狼~
「前門の虎、後門の狼」とは、趙弼『評史』 にあることわざである。
「前門に虎を拒ぎ後門に狼を進む(表門で虎の侵入を防いでいるときに、裏門からは狼が侵入してくるの意味)」ことから、前後から虎と狼に挟み撃ちされては、勇者であってもたち打ちできないという戒めでもある。
記録的な暑さの年だった。
都内にある証券会社に、「アルカディア」と呼ばれる資産運用部署があった。
資産運用部署の責任者は女性で、無敗のクイーンと呼ばれていた。
容姿端麗な彼女は、底知れぬ知性と度胸を兼ね備えていた。
無敗のクイーンは、必要なときにメンバーを召集、連戦連勝の無敗だった。
メンバー10名の中には、アルカディア唯一の専属社員がいた。
専属社員は無敗の天然こと、無敗のテンと呼ばれている女性社員だった。
彼女たちは、業界関係者から「アルカディアの魔女たち」と呼ばれていた。
無敗のクイーンは、無敗の個人投資家の売買データを元に資産運用を行なっていた。
無敗のクイーンは、社内の誰よりも早く出勤していた。
出勤するとシステムを起動、無敗の個人投資家の売買注文を確認していた。
無敗の個人投資家たちの売買頻度は少なく、売買注文が確認できる日は稀だった。
そんなある日のことだった。
無敗のクイーンは、ある無敗の個人投資家の買い注文を確認した。
買い注文をした無敗の個人投資家のイニシャルはYJ。
YJは無敗の相場師、ロイヤルストレートフラッシュの1人、J(ジャック)だった。
Jのこの銘柄への買い注文は久しぶりだな、無敗のクイーンは思った。
無敗のクイーンは、社長室秘書にアルカディアメンバーの召集を要請した。
「本日は始業前にアルカディアへお集まりください」
通勤中のアルカディアメンバーに、社長室秘書からの連絡が入った。
始業前のアルカディア。
普段は広報に勤務しているメンバーが、無敗のクイーンに報告をした。
「Jの買い注文は、前日終値より安い買い値での注文です。
ですが、Jは娘名義で前日終値より高い買い値での注文も入れています」
報告を受けた無敗のクイーンは、優雅な笑みを浮かべるといった。
「前日終値より、高くなっても安くなっても、何が何でも約定させるつもりか。
娘名義の買い注文が前門の虎、Jの買い注文が後門の狼というわけか。
どうやら、Jは本気で仕込むようだな、本日中に目標数量を仕込み終えろ」
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