2018年5月30日水曜日

【エッセイ】株の世界ではあり得ないことが起こる

株には、定価ともいえる指標がある。
指標の名は1株当たり純資産、またの名をBPSともいう。
毎日、変動している株価は単なるその日の取引価格にすぎない。
株の真の価値を表すのは、株の定価であるBPSなのであるw

不動産は、路線価などにより原価が決まる。
当たり前だが、原価を元にした取引価格から大きく乖離することはない。
食料品や日用品も同じく、製造原価を元に販売価格が決められている。
当たり前だが、客寄せの特売品を除き、原価割れで販売されることはないw

BPSは1株当たりの純資産なので、見方によっては原価ともいえる。
企業からすると、BPSより高く株を買って貰わなければ出資金が殖えない。
BPSより安く買われると、純資産より出資金が少ないことになるからだ。
ところが、株の世界にはBPSより安い株がゴロゴロしているw

例えば、自身は今年になってから、500万円ほどである株を仕込んだ。
その後の株式交換で、その株の現在のBPSは1200万円ほどになった。
つまり、1200万円相当の株を、半値以下の500万円で手に入れたことになる。
このように、株の世界では、あり得ないことが起こるのであるw

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