2020年8月2日日曜日

【コラム】リスクのないアーリーリタイアとは

アーリーリタイアとは、定年より前に仕事を辞めること。
転職のための一時的な退職は、アーリーリタイアとはいわない。
また、退職後、バイトやパートをする場合は、セミリタイアといわれている。
つまり、退職後、一切、働かないことが、アーリーリタイアであるw

アーリーリタイアするための必要額に関する議論がある。
その多くが、年間支出額×残り生存年数というシンプルなものである。
例えば、年間支出額240万円で、85歳まで40年あるとする。
240万円×40年=9600万円、年金も含め約1億円が必要だとするものであるw

確かに、最もらしく聞こえるが、かなりリスクのある推測である。
リスクをあげればきりがないが、最も大きなリスクは2つある。
1つは、年間支出額に物価の上昇が見込まれていないこと。
1つは、残り生存年数に平均寿命が長くなるリスクが見込まれていないことであるw

では、この2つのリスクをなくすにはどうすればよいか。
答えは簡単で、物価の上昇に対応した収入で、支出額をまかなえるようにすればよい。
年金受給額は、マクロ経済スライドによって調整されており、いかんともしがたい。
だが、優良企業の株の配当を得続けることで、これらのリスクに対応できるのであるw

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