2021年6月4日金曜日

【エッセイ】お人好しにもほどがある実家の話

自身は長らく建築業界に携わってきた。
建築業界には、工事に必要な図面を描く"図面屋"といわれる人たちがいる。
彼らは、図面1枚あたり〇円で請け負う。
気をつけていないと、本来なら1枚で済む図面を何枚にも分けて描こうとするw

自身の父親が亡くなった際、遺産相続することになった。
手続きを依頼したのは、父親の会社と長年、取引のある税理士だった。
遺産分割案ができるまで、通常では考えられないほどの時間がかかった。
さらに、請求額は相場の金額より、はるかに高額だったw

手続きを任せていた母親に、時間がかかりすぎている上に、高額だと伝えた。
ところが母親は一向に疑問に思わず、請求通りに支払った。
後日、税理士紹介の司法書士から、登記に必要な書類が送られてきた。
書類を見ると、遺産分割協議書とほとんど同じ内容だったw

自身は母親に、登記には必要ない書類だといったが、母親は疑問に思わない。
自身に司法書士から電話するよう伝えてもらったが、電話してこなかった。
自身が書類に押印せず送り返すと、登記できたと連絡があった。
現在、弟が会社を継ぎ、母親が経理だが、ぼったくられていないか心配しているw

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