2021年6月20日日曜日

【エッセイ】ビビってるんですかァ?

タイトルは愛読しているマンガ「終末のワルキューレ」のセリフ。
"1000年に一度、全世界の神々が一堂に介し、天界で開催される「人類存亡会議」。人類が冒してきた愚かな行いにより、全会一致で「終末」の判決が下される直前、半神半人の戦乙女〈ワルキューレ〉の一人、ブリュンヒルデが異議を唱える。
「ただ滅ぼすのでは芸がない。人類を試してみては?」
彼女が提案したのは、神vs人類最終闘争、通称「ラグナロク」。全世界の神々と、歴史上の全人類から選ばれた代表者たちが一対一のタイマン勝負をする。全13番勝負、先に7勝した方が勝利となる。しかし、人類が神に勝つことなど絶対不可能。神々が嘲笑する中、ブリュンヒルデはなおも挑発する。
「もしかして、ビビってるんですかァ?」
その言葉は神の逆鱗に触れ、怒りのままに、神々はラグナロクを承諾。かくして、ブリュンヒルデたちは、700万年の人類史から最強の13人を選びラグナロクへと挑む。
果たして人類は神を超え、終末を阻止できるのか?"
(アニメ「終末のワルキューレ」公式サイトより)

今年の新春コラムで、自身は相場格言通り、「丑(うし)つまずき」となると予測した。
つまり、前半の上昇相場で「売り」、後半の下落相場で「買い」の相場である。
自身が知る限り、株式評論家や証券アナリストは、真逆の意見が多かった。
前半の下落相場で「買い」、後半の上昇相場で「売り」の相場w

前半が終わろうとしているが、自身の予測通り、後半は下落相場になりつつある。
日銀のETF買い入れは4月以降は1度だけ、外国人投資家は結構な額を売り越している。
直近だと、先週末のNYダウ、日経平均先物、日本株ADR(米国預託証券)が下落。
ここまで騰がらない要素が揃うのも、珍しいw

相場を動かしているのは、"恐怖と欲望(fear and greed)"。
まだ、下がるのではないかという"恐怖"が多ければ、下がる。
まだ、騰がるのではないかという"欲望"が多ければ、騰がる。
今の状況は、外国人投資家の多くが、"恐怖"にビビってるのかもしれないw

相も変わらず、株式評論家や証券アナリストは、強気の見通しばかり。
彼らは、商売上、強気といわざるを得ないのであって、恐怖や欲望とは無縁だ。
夏は外国人投資家の取引が減少するため、夏枯れ相場となる。
外国人投資家が戻ってくる9月までは、軟調な相場になることは容易に予測できるw

もし、含み益の銘柄を保有されているのであれば、利益確定をオススメする。
自身には株を教えた一期生と二期生がいるが、彼らにも前半、売りと伝えている。
ただし、上昇した際に機会損失しないよう、一部は残すとも伝えている。
彼らが売ったか確認はしていないが、おそらく売っていることだろうw

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