2018年6月19日火曜日

【予告編】銘柄を明かさない理由R~ベイビーワールドエンド~

本ブログには、自身が初めて書いた小説がある。
全13章からなる「銘柄を明かさない理由R」だ。
5人の無敗の相場師、ロイヤルストレートフラッシュの物語である。
もちろん、素人が書いた小説なので、プロの方が書いた小説の足元にも及ばないw

主要登場人物は、無敗の天然こと10(テン)、無敗の相場師J、無敗のクイーンことQ。
無敗の大物相場師キングことK、無敗の若き相場師エースことAである。
何度も読み返しているうちに、続きを書きたくなってきたので続きを書いている。
サブタイトルは「ベイビーワールドエンド(赤ちゃん世界の終わり)」だw

全体のあらすじは決まっていない。
だが前回もそうだが、書き始めると後は勝手に登場人物達が話を作ってくれる。
前回は、無敗の若き相場師エースことAの渡米で終わった。
では、続きとなる「ベイビーワールドエンド」の予告編をお届けするw

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東洋人の女性は、主演の日本人俳優とは顔見知りだった。
日本にいた頃、伝説の相場師キングの主催する研究会で一緒だった。
仮面の相場師、まさか、あんたまでアメリカへ来るとはね。
看板を後にすると、東洋人の女性は笑みを浮かべ、自宅へ向かった。

ある日のこと、娼婦の館の新人女性に、若い東洋人男性から指名が入った。
新人女性は、先輩たちから、若い東洋人男性のことを聞いていた。
「The time to spend with him is great.(彼と過ごす時間は最高よ)」
新人女性は期待に胸を弾ませながら、部屋で若い東洋人男性が来るのを待った。

「有料会員になったので、送られてきた銘柄情報どおりに買ってみました。
ところが騰がった銘柄は半分、下がった銘柄は半分でした。
下がった銘柄は更に買うことでプラスにしましたが、単に買うだけじゃ儲かりませんよ」
大学生になった21世紀少年は、メガネを外した顔でにっこりと微笑んだ。

外資系証券会社に勤める年齢不詳の男に、組織からある指令がもたらされた。
今回の仕手戦を仕掛けた黒幕を突き止めろ、という指令だった。
本国にいる黒幕を突き止めろか、余裕の仕事だな。
自宅の居間で、年齢不詳の男、ジョーカーは不敵な笑みを浮かべた。

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