数年前から、豪雨等の自然災害が多発している。
マスコミは、豪雨等が原因だとすることが多い。
自然災害の真の発生原因について書いてみる。
例えば、河川が氾濫するケースがある。
原因は豪雨等ではなく、自然地形の改変であることが多い。
具体的には、自然地形の河川の流れを人為的に変えたことである。
谷から流れてきた河川を直線にしたり、迂回させるなどである。
気の遠くなるような長い年月をかけて、自然地形は作られた。
豪雨時に、谷から流れてきた雨水の勢いが落ちる地点がある。
その地点から先は、雨水(河川)の流れを変えることができる。
だが、氾濫する原因の多くは、勢いが落ちない地点で、流れを変えているのである。
先日、斜面の麓の町が土石流に襲われ、尊い人命が失われた。
原因は、盛り土により自然地形を改変したことである。
個人的には、これらは人災であり、関係者全員の連帯責任だと思っている。
人間は自然に敵わないのであり、自然地形を改変することは愚かな行為なのである。
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