ある男が気づいた。
自分の投資手法が、人とは異なることに。
或る金融機関での会話
担当 「B証券から融資の要請がありました」
上司 「貸してやれ、責任は私がとる、いよいよ始まるのか」
その男は資産は少ないが、株では連戦連勝の無敗だった。
男は考えた、どうしたら効率よく株で儲けることができるのかを。
B証券会社での会話
担当 「まさか、あのような巨額の資金を貸してくれるとは思いませんでした」
上司 「同じ目的を持つもの同士なら話は早い、さてYとA証券の奴らを潰すぞ」
やがて男は気づいた。
情報を制する者が、相場を制することができることに。
都内某所での会話
弟子 「お呼びでしょうか、先生」
先生 「どちらにつくか決めた、すぐに証券会社の担当を呼べ」
そして男は相場師になることにした。
ある銘柄を長期にわたって仕込み終えた男は、次の行動を開始した。
A証券会社での会話
後輩 「先輩、むずかしい顔して、なにモニター見ているんですか」
先輩 「Yの保有株の株価チャートを見ていたんだが、最近、保有株の値動きが激しすぎる」
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