2019年7月24日水曜日

【エッセイ】知人の遺産相続の話に思ったこと

偉大なる相場師の1人に、福澤桃介氏がいる。
福澤桃介氏は、「相場で儲けたお金は貴重で、証券の配当や預金につく利子などは、
いやな金だ」としている。
自身は配当や利子はいやな金だと思わない、自身がいやだと思う金について書いてみるw

自身がいやだと思う金は、遺産相続の金である。
相続人が1人であれば問題ないが、複数いる場合、取り分をめぐってもめることが多い。
先日、ある知人から遺産相続の話を聞いた。
その知人も相続人が複数いたので、当然ながら、もめたそうだw

知人の父親が亡くなり、遺産を母親と兄弟で分割することになった。
父親の遺産は数千万円あったが、知人はこの程度だともめないだろうと思ったそうだ。
なぜなら、知人は自身と同じく株式投資で、数千万円の資産を有しているからだ。
知人は民法で決められている法定相続どおり、遺産分割されるだろうと思っていたw

ところが、兄弟の1人が自分に有利になるような分割を始めたそうだ。
最初は静観していた知人も、あまりの兄弟の身勝手さにブチ切れたらしい。
その兄弟とは絶縁、知人自らが仕切って、法定相続どおりに遺産を分割したそうだ。
血縁関係を壊しかねない遺産相続の金は、実にいやな金であるw

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