株価が大きく下がったので、安いとばかりに買うのである。
確かに天井の株価よりは安いかもしれない。
だが、株価が安いことが、必ずしも割安とは限らないのであるw
下図は、2914 日本たばこ産業株式会社(JT)の10年チャートだ。
今年1月に年初来高値をつけたあと、急落している。
年初来高値に比べ、25%ほど下がっており、配当利回りは5%を超えている。
だが、決して割安とよべる水準ではないw
しかも急落した際に、多くの個人投資家が信用取引で買い向かっている。
事実、現在の信用買残は、信用売残の10倍以上であるw
やがて返済期限が近づいた買い方が投売り、すなわち損切りを始める。
すると、割高な株価はさらに下がり続けることになる。
高値掴みをしたくなければ、チャートだけで株を買わないことだ。
株の定価であるBPSを意識し、BPSより高いか安いか比較することが大切なのであるw
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