2018年4月16日月曜日

【コラム】「か○ちゃの馬車」について

あまり時事ネタは書きたくないのだが、呆れた事件があったので書いてみる。
「か○ちゃの馬車」というシェアハウスを管理運営していた会社が倒産した。
被害者は約700人で、被害総額は1000億円ともいわれている。
被害者の多くは高年収の会社員や士業の人らしいw

驚くことに、被害者は1億~2億円のシェアハウスをフルローンで購入したらしい。
自身が最も驚いたのが、シェアハウスが木造だったことである。
シェアハウスの規模、設備や立地を確認したが、到底1億~2億円にはならない。
RC(鉄筋コンクリート造)のハイグレード設備でなければ、あり得ない価格だったw

今回の被害者は、あまりにも無知だったとしかいいようがない。
建築不動産業界では、建物価格に利益を乗せるのは常套手段である。
なぜなら、土地価格は誰でも原価(路線価)を調べることができるからだ。
したがって、土地とセットで販売されている物件は割高な物件が多いのであるw

もちろん、最もわるいのは倒産した会社だ。
あと、1億~2億円のフルローンを認めた金融機関もわるい。
だが、被害者の自己責任とされる割合も多いはずだ。
被害者が買ったのは「か○ちゃの馬車」ならぬ、「かぼちゃの馬○」かもしれないw

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