2025年12月7日日曜日

【エッセイ】アーリーリタイアと卒業

アーリーリタイアは、定年よりも前に早期退職や引退すること。
自身は定年より前に退職したが、アーリーリタイアに違和感があった。
そのため、アーリーリタイアではなく、卒業としている。
あえて、卒業にしている理由を書いてみるw

リタイアは、「退職する」、「引退する」という意味で使われる。
あと、レースやスポーツの試合において、「棄権する」という意味でも使われたりする。
自身は退職したが、棄権ではないと思っている。
なぜなら、会社員として必要なことを全て学んだと思っているからになるw

自身は大学を卒業してから、建築業界で働いてきた。
一級建築士を取得、業界内の仕事のほぼ全てに関わった。
トップレベルの方たちと一緒に仕事をし、学ばせてもらったことも多い。
個人的には、これほどの内容を学んだ人はなかなかいないと思っているw

あと、会社員時代、懲戒処分などをされたことはなかった。
違法行為に加担せず、就業規則を遵守するようにしてきた。
問題なく勤め上げることを「大過なく勤め上げる」という。
自身の場合、大過なく勤め上げることができたと思っているw

先日、会社員時代に一緒に仕事をした方のインタビュー記事を読んだ。
前述のトップレベルの方の中の一人で、業界内での知名度も高い。
記事に、一緒に仕事をした人から、多くのことを教えてもらえたとあった。
仕事をしているときは気づかなかったが、お互いが学び合っていたことを知ったw

かって、「サラリーマンは気楽な稼業」というフレーズがあった。
確かに、指示されたことだけをしていれば、楽な仕事だと思う。
決まった時間に出社、指示されたことをしていれば、給与を貰える。
だが、トップレベルの方と一緒に仕事をしたりすることはできないだろうw

人生の中に占める働く時間は多いが、働き終えてからの時間も多い。
働き終えてからの生活は、働く生活とは大きく異なる。
人間関係、社会とのつながり方、金銭感覚、価値観など。
文字通り、第二の人生のようなライフスタイルになるw

定年まで働くことを否定するつもりはない。
自身も株式投資をしていなければ、定年まで働いていたと思う。
定年まで大過なく勤め上げることは、誇れることだとも思う。
ただ、その場合もリタイアではなく、卒業の方が合っているように思うw

0 件のコメント:

コメントを投稿