2025年12月8日月曜日

【本日の取引】20251208~本日の取引はなし

自身は、レバレッジ型やインバース型ETFを手がけている。
これらは、主に短期売買により利益を得ることを目的とした商品。
したがって、投資経験の浅い方や日中取引ができない方にはオススメしていない。
だが、誰かの参考になればと思い、取引内容を発信しているw

本日の取引は以下の通り。
前場------------------------------------------
・なし
後場------------------------------------------
・なしw

朝の気配から、相場はさえない値動きで推移する可能性が高いと思った。
予定があったので、休むも相場にした。
終わってから確認すると、保有株は下がっていた。
インバース型ETFも下がったので、前日比はマイナスだったw

下図の上は、2020年からのTOPIX(東証株価指数)の推移。
下は、2015年からのTOPIXとユーロ円、ドル円の推移。
実質GDP(国内総生産)が、年2.3%減に下方修正された。
過去28年間の名目GDPが、先進国の中で唯一マイナスなので、必然かもしれないw
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追記(今宵の酒の肴)
今宵の酒の肴は乾きものなので、画像はなし。
2025年は公私ともに節目の年になる。
戦後80年、ライヴエイド(LIVE AID)開催から40年。
自身が株式投資を始めてから20年、娘の株式投資を始めてから10年w

ライヴエイドは1985年7月13日に行われた、20世紀最大のチャリティーコンサート。
「1億人の飢餓を救う」というスローガンの元、「アフリカ難民救済」のために開催された。
メイン会場は、英国のウェンブリー・スタジアムと米国のJFKスタジアム。
84か国に衛星同時生中継され、当時の西ドイツやソ連も協賛していたw

ライヴエイドは世界的なチャリティーブームの集大成だったように思う。
以降、日本での洋楽ブームは下火になっていくが、洋楽ファンは増えたと思う。
下の曲は、1986年に発売されたSteve WinwoodのHigher Love 。
参加している女性も人気があったChaka Khanで、豪華な曲になっているw

2025年12月7日日曜日

【エッセイ】10年前に決めていた投資銘柄

先日、家の購入を検討している娘から、以下の相談があった。
「住宅ローンは変動金利にする予定だけど、金利が高くなるので心配している」
娘は8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループの株主なので、以下を答えた。
「金利が上がれば、銀行の利益が増えるので、配当金が増える可能性がある」w

続けて、本ブログの「住宅ローンで資産を増やす方法」を読むように伝えた。
同記事は、10年前の2015年に書いた記事になる。
タイトル通り、住宅ローンを利用して、資産を増やす方法について書いている。
上から目線の記事だが、住宅ローンを利用している方にはオススメの記事だと思うw

「黄金の化身」と呼ばれた福澤桃介氏が書いた「福澤桃介式」がある。
氏は同書の中で、株の売買をする際には預金の利子を標準とすることをお勧めしている。
株価が下がり、配当利回りが預金利子より高くなれば買い。
株価が上がり、配当利回りが預金利子より低くなれば売りw

同記事は、配当利回りと住宅ローン金利の差益を利用する内容になる。
2015年の娘は大学生で、バイトで小遣いを稼いでいた。
学生の本分は勉強なので、本来は親が小遣いを渡さなくてはならない。
そう思い、娘の取引口座を開設、贈与税が非課税になる100万円で株を買い続けたw

買ったのは、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループのみ。
8306にしたのは、同記事の考え方がベースになっている。
下図は、娘の運用資産(株式評価額、現金)の推移(配当金除く)。
現在、娘の運用資産は2600万円を超え、年間配当金は74万円になる見込みw

娘の場合は、投資が先になったが、運用資産を増やすことができた。
日銀は利上げする方向だが、国際的にも日本の金利は低い。
住宅ローンを利用している方、これから利用する方に、メガバンク株はオススメだと思う。
同記事の上から目線を直そうかと思ったが、自らの戒めとして、そのまま掲載しておくw

【エッセイ】アーリーリタイアと卒業

アーリーリタイアは、定年よりも前に早期退職や引退すること。
自身は定年より前に退職したが、アーリーリタイアに違和感があった。
そのため、アーリーリタイアではなく、卒業としている。
あえて、卒業にしている理由を書いてみるw

リタイアは、「退職する」、「引退する」という意味で使われる。
あと、レースやスポーツの試合において、「棄権する」という意味でも使われたりする。
自身は退職したが、棄権ではないと思っている。
なぜなら、会社員として必要なことを全て学んだと思っているからになるw

自身は大学を卒業してから、建築業界で働いてきた。
一級建築士を取得、業界内の仕事のほぼ全てに関わった。
トップレベルの方たちと一緒に仕事をし、学ばせてもらったことも多い。
個人的には、これほどの内容を学んだ人はなかなかいないと思っているw

あと、会社員時代、懲戒処分などをされたことはなかった。
違法行為に加担せず、就業規則を遵守するようにしてきた。
問題なく勤め上げることを「大過なく勤め上げる」という。
自身の場合、大過なく勤め上げることができたと思っているw

先日、会社員時代に一緒に仕事をした方のインタビュー記事を読んだ。
前述のトップレベルの方の中の一人で、業界内での知名度も高い。
記事に、一緒に仕事をした人から、多くのことを教えてもらえたとあった。
仕事をしているときは気づかなかったが、お互いが学び合っていたことを知ったw

かって、「サラリーマンは気楽な稼業」というフレーズがあった。
確かに、指示されたことだけをしていれば、楽な仕事だと思う。
決まった時間に出社、指示されたことをしていれば、給与を貰える。
だが、トップレベルの方と一緒に仕事をしたりすることはできないだろうw

人生の中に占める働く時間は多いが、働き終えてからの時間も多い。
働き終えてからの生活は、働く生活とは大きく異なる。
人間関係、社会とのつながり方、金銭感覚、価値観など。
文字通り、第二の人生のようなライフスタイルになるw

定年まで働くことを否定するつもりはない。
自身も株式投資をしていなければ、定年まで働いていたと思う。
定年まで大過なく勤め上げることは、誇れることだとも思う。
ただ、その場合もリタイアではなく、卒業の方が合っているように思うw

2025年12月6日土曜日

【エッセイ】株式を相続するメリット

2019年から2022年まで、ある高齢女性の資産運用を手伝っていた。
女性の口座がある証券会社は電話注文可だったが、ネット取引しかできなくなった。
ネットに不慣れだったこと、運用成績がよくないこともあり、手伝っていた。
本ブログでは「Mファンド」として、運用状況などを記事にしていた。

今年、女性にお迎えが来たが、遺言書に自身に株式を相続させるとあった。
先日、株式の相続が終わったが、いろいろ学ばせてもらった。
相続させる資産は、株式がよいかもしれないと思った。
誰かの参考になるかもしれないので、株式を相続するメリットについて書いてみる。

自身が思った株式を相続するメリットは以下になる。
・後のトラブルが発生しないよう、相続させてくれる。
・一定期間内で最も低い株価を、相続税の評価額にすることができる。
なお、今回の証券会社は、相続税申告に必要な書類は無料で発行してくれた。

女性は大手証券会社に株式取引口座を開設していた。
株式を相続するには、この会社で取引口座を開設する必要があった。
ネットで口座開設の手続きをし、口座開設した。
他の相続人に必要書類を送ってもらい、女性の口座にある株式の移管を依頼した。

数日後、証券会社から遺産分割協議書が必要だと連絡があった。
理由は、遺言書に取引口座内のMRF(※)や現金について記載されていないため。
後で他の相続人とトラブルにならないよう、他の相続人の同意が必要とのことだった。
遺産分割協議する時間がないと伝えると、同意書を送ってくれた。
※MRF:証券総合口座内で使われる安全性の高い公社債等で運用される投資信託。

同意書に他の相続人の署名押印をもらい、それぞれの印鑑証明書と一緒に送った。
書類の確認が終わると、相続税申告に必要な書類を請求する案内が送られてきた。
数週間後、自身の口座に株式が移管された。
移管された後、相続税申告に必要な書類を請求、必要書類を受領した。

国税庁のサイトには「上場株式の評価」について、以下の案内がある。
"上場株式は、その株式が上場されている金融商品取引所が公表する課税時期(相続または遺贈の場合は被相続人の死亡の日、贈与の場合は贈与により財産を取得した日)の最終価格によって評価します。
ただし、課税時期の最終価格が、次の3つの価額のうち最も低い価額を超える場合は、その最も低い価額により評価します。
イ 課税時期の属する月の毎日の最終価格の月平均額
ロ 課税時期の属する月の前月の毎日の最終価格の月平均額
ハ 課税時期の属する月の前々月の毎日の最終価格の月平均額
なお、課税時期に最終価格がない場合やその株式に権利落などがある場合には、一定の修正をすることになっています。"
(「No.4632 上場株式の評価」国税庁サイトより)

要は、以下の4つの株価のうち、最も低い株価が評価額となる。
・お迎えが来た日の株価、その月の平均株価、前月の平均株価、前々月の平均株価
平均株価は証券会社に請求すれば送ってくれるが、下のサイトで確認することができる。
・「日本取引所グループ」→「マーケット情報」→「統計情報(株式)」→「月間相場表」→「株式相場表詳細版」→「終値平均」

今回、証券会社から送られてきた平均株価を、上記の終値平均と照合した。
その結果、終値平均通りであることを確認した。
株式は変動が激しいため、一定期間内で最も低い株価で評価できるんだと思う。
確認した限り、投資信託はお迎えが来た日の価格になるようだった。

過去10年の入出金や取引状況が確認できる履歴、遺言書を作成した日の評価額が確認できる資料なども請求したら、送ってくれた。
女性はNISA口座も作っていたが、源泉徴収ありの特定口座に株を移管する必要があった。
移管に伴う処理、お迎え後に受領していた配当金の税金処理も行ってくれた。