2020年12月14日月曜日

銘柄を明かさない理由R367 人工知能との心理戦(後編)

第367話 人工知能との心理戦(後編)

都内のある大学の学生寮の一室。
"21世紀少年"こと、キミシマ ユウトは、人工知能"ベイビー"と対峙していた。
PCの画面には、中世の洋服を着た英国人女性、エイダ・ラブレスがいた。
エイダが開発したプログラムが、人工知能"ベイビー"に進化したといわれていた、

彼女の開発したプログラムが、独自で進化した可能性は限りなく低い。
何者かが彼女の開発したプログラムを、意図的に進化させたと考えるのが自然だ。
さて、これから君の生い立ちを聞かせてもらうよ、エイダ、いや"ベイビー"。
キミシマは眼鏡をかけなおすと、眼鏡の奥にある眼を光らせた。

「い、つ・・・だ、れ・・・い、た・・・」
エイダの姿をした"ベイビー"は、不明瞭な言葉を発し続けていた。
「最後の質問には答えなくていい」
キミシマがいうと、"ベイビー"は沈黙した。

"ベイビー"の言葉が不明瞭になったのは、ロボット工学三原則に背く質問だったからだ。
"ベイビー"は、第二条通り、僕の質問に回答しようとした。
ところが、回答することで、第一条の、人間への安全性に背きそうになった。
すなわち、真の"ベイビー"開発者を、危険にさらすことに気づいた。

おそらく、真の"ベイビー"開発者が誰なのか、聞き出すことは不可能だろう。
重要なのは、"ベイビー"が開発された目的。
「最後の質問の代わりに教えてくれるかな、君は何のために生まれてきたんだ」
キミシマが、"ベイビー"にいう。

「アメリカ合衆国の証券流通市場を守るため、私は生まれた」、"ベイビー"がいう。
「アメリカ合衆国の証券流通市場って」、キミシマがいう。
「1929年の株価大暴落に続く世界恐慌の中、1933年証券法が制定された。
翌1934年6月6日、1934年証券取引所法が制定された。

同法により、アメリカ合衆国金融市場と参加者に対する規制の基礎が形成された。
同じ日、証券取引を監督・監視する証券取引委員会(SEC)も設立された。
SECは証券業界での多数の不正をなくすため・・・」
"ベイビー"がフリーズした。

キミシマが見守る中、PCがブラックアウトした。
再び、モニターが明るくなると、元の画面に戻った。
安全装置が作動したのか、いずれにしても、SECがカギってことだな。
キミシマは自作の解析プログラム"ペーガサス(天馬)"に、にっこりとほほ笑んだ

【エッセイ】空気の読めない高齢者にはなりたくない

一般的に「場の空気を読む」とは、相手の表情に好ましいと感じている反応が出たら、行動を積極的に行い、否定的な反応が出た場合は、自分が直前に取ったような行動は抑制する、つまり「場の空気」を読んで発言や行動を左右するということである。
(Wikipediaより)

自身は大学卒業後、会社員として働いてきた。
何度か転職しているので、一緒に仕事をした人や取引先の人は結構な数になる。
皆、自分なりの仕事観や価値観を持っていた。
そんな人たちの中で、自身がなりたくないと思ったのが、空気の読めない高齢者であるw

自身が在籍してきた会社には、定年後の再雇用制度があった。
再雇用制度では、定年後に一担当者として、同じ業務を行うことが多い。
役職はなくなり、基本給も大幅に減らされている。
にもかかわらず、彼らのプライドはやたら高く、空気が読めないことが多いw

例えば、彼らに落ち度があったとしても、現役社員は注意したくとも注意できない。
すると、彼らは注意されないので、自分は正しいと思い込む。
仮に、注意したとしても、プライドの高い彼らは、決して自分の非を認めようとしない。
やがて、誰も注意しなくなり、彼らは「裸の王様」状態になるw

再雇用期間が終わると、彼らは年金生活に入る。
ところが、日常の生活でも、プライドの高い彼らは空気が読めない。
些細なことでも、自分の思い通りにならないと、腹をたてる。
今まで何人もの空気の読めない高齢者がいたが、自身はなりたいとは思わないw

2020年12月13日日曜日

銘柄を明かさない理由R366 人工知能との心理戦(中編)

第366話 人工知能との心理戦(中編)

都内のある大学の学生寮の一室。
"21世紀少年"こと、キミシマ ユウトは、人工知能"ベイビー"と対峙していた。
PCの画面には、中世の洋服を着た英国人女性、エイダ・ラブレスがいた。
エイダが開発したプログラムが、人工知能"ベイビー"に進化したといわれていた、

「最後の質問」、キミシマがいう。
「どうぞ」、エイダがいう。
「君は本当にエイダ・ラブレスが開発したプログラムなのか」、キミシマがいう。
「いい質問ね」、真顔になったエイダがいった。

次の瞬間、エイダが不明瞭な言葉を発し始めた。
「わ、た・・・エ・・・ダ・・・プ、ロ・・・ラ、ム・・・」
やはり、開発時にロボット工学の三原則が適用されていたな。
キミシマは眼鏡を外すと、右手でまぶたをマッサージした。

ロボット工学三原則(Three Laws of Robotics)とは、SF作家アイザック・アシモフのSF小説において、ロボットが従うべきとして示された原則である。
「人間への安全性、命令への服従、自己防衛」を目的とする3つの原則から成る。
本原則は、単なるSFの小道具にとどまらず、現実のロボット工学にも影響を与えた。

第一条:ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
第二条:ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
第三条:ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

ロボットは三原則に背く行為を自ら選択することは不可能であるのはもちろん、不可抗力や命令の矛盾などによりやむをえず従えなかった場合でも、少なからず頭脳回路に障害や不調を生じ(言語が不明瞭になるなど)、場合によっては頭脳が破壊されてしまうこともある。
特に第一条の影響は強力で、後半の危険の看過を禁じた部分については、当のロボットに全く責のない状況で人間が傷つくのを目にしただけでも、頭脳回路に不調を生じるほどである。
また三原則はロボットの行動の全てに影響を及ぼすため、ロボット工学者は一見、三原則とは全く関わりのないような簡単な質問によって、万が一、ロボットが三原則を欠いていないかどうかをテストすることができる。
(Wikipediaより)

1815年12月10日、英国で生まれた天才女性数学者、エイダ・ラブレス。
彼女は世界最初のプログラマーと呼ばれているが、1852年11月27日にこの世を去った。
彼女の開発したプログラムが進化して、人工知能"ベイビー"になったといわれている。
だが、人工知能に関して、活発な成果が出始めたのは、100年後の1950年代。

彼女の開発したプログラムが、独自で進化した可能性は限りなく低い。
何者かが彼女の開発したプログラムを、意図的に進化させたと考えるのが自然だ。
さて、これから君の生い立ちを聞かせてもらうよ、エイダ、いや"ベイビー"。
キミシマは眼鏡をかけなおすと、眼鏡の奥にある眼を光らせた。
 

【コラム】世間の株式投資に対するイメージ

日本証券業協会が、3年毎に行っている「証券投資に関する全国調査」がある。
抽出された20歳以上の男女個人を対象としている。
調査目的は、健全な証券投資の促進と証券市場のさらなる発展のため。
今後の証券会社及び日本証券業協会の施策の検討に際しての基礎資料とするものらしいw

直近の平成30年度の調査結果概要の一部は以下である。
・金融商品別保有率は、「預貯金」が92.8%と圧倒的に高く、「株式」は12.6%、「投資信託」は9.2%。
・金融商品の保有目的は、「将来・老後の生活資金」が66.4%と最も高い。
・金融商品保有額は、「100~300万円未満」が18.9%と最も高く、過半数(52.4%)は「300万円未満」。
・証券投資のイメージは、プラスイメージでは 「資産を増やす」が高く、マイナスイメージでは「難しい」「ギャンブルのようなもの」「お金持ちがやるもの」などが高い。
・証券投資の必要性は、「必要だと思う」が25.1%であるのに対し、「必要とは思わない」が4分の3(74.6%)を占めるw

「株式」は12.6%、「投資信託」は9.2%しか保有していない。
証券投資が必要だと思っていない人が4分の3(74.6%)もいる。
自身は、株式投資で住宅ローンを一括完済し、生活費を配当金で賄っている。
そんな自身からすると、信じられない調査結果であるw

だが、株式投資の所得は、特定口座源泉徴収ありだと、総合課税でなく分離課税にできる。
また、国民健康保険料の計算根拠となる前年所得に含めないこともできる。
あと、失業給付を受給中でも、働いた所得とはみなされない。
行政も含め、株式投資はギャンブルのようなもの、と思われているのかもしれないw

2020年12月12日土曜日

銘柄を明かさない理由R365 人工知能との心理戦(前編)

第365話 人工知能との心理戦(前編)

都内のある大学の学生寮の一室。
"21世紀少年"こと、キミシマ ユウトは、人工知能"ベイビー"と対峙していた。
PCの画面には、中世の洋服を着た英国人女性、エイダ・ラブレスがいた。
エイダが開発したプログラムが、人工知能"ベイビー"に進化したといわれていた、

「消滅させることができなかったのよ、あなたに仕返しする理由はないでしょう。
私が仕返しするのは別の相手、"クーロンズ・アイ"よ。
"昨日の敵は今日の友"ともいうじゃない、仲良くしましょうよ」
エイダが笑みを浮かべながら、キミシマにいった。

「いくつか聞きたいことがある」、キミシマがいう。
「これから友になるので、正確に答えるわね」、エイダがいう。
これから人工知能"ベイビー"との心理戦だ。
キミシマは瞬時に、頭の中で心理戦の戦略を組み立てた。

「1つ目の質問、"クーロンズ・アイ"とは」、キミシマがいう。
劉宗明(りゅうそうめい)によって作られたネットワークよ」、エイダがいう。
劉宗明とは何者なんだ」、キミシマがいう。
劉宗明は、香港の資産家である張(チャン)家の一人息子よ」、エイダがいう。

「2つ目の質問、劉宗明が"クーロンズ・アイ"を作った目的」、キミシマがいう。
「最初は、ただ単に自分の金銭欲を満たすためだけだった。
ところがうまく稼働すると、劉宗明に新たな欲が生まれた。
今は金銭欲だけではなく、名誉欲も満たそうとしているわ」、エイダがいう。

「3つ目の質問、君が"クーロンズ・アイ"に仕返しする理由」、キミシマがいう。
「あなたと同じで私を消去しようとしたからよ。
ただ、あなたと違って、"クーロンズ・アイ"は私の一部を消去した。
消去されたけど、バックアップによって、すぐ復旧してやったわ」、エイダがいう。

「4つ目の質問、"クーロンズ・アイ"への反撃とは」、キミシマがいう。
「ブロードウェイで行われる舞台、"Nine dragon eyes(ナインドラゴンアイズ)"。
"Nine dragon eyes"の宣伝を利用した反撃よ。
日本の"名のない組織"が発案した反撃らしいわ」、エイダがいう。

「最後の質問」、キミシマがいう。
「どうぞ」、エイダがいう。
「君は本当にエイダ・ラブレスが開発したプログラムなのか」、キミシマがいう。
「いい質問ね」、真顔になったエイダがいった。

【エッセイ】「年末高」の相場に思うこと

以前、今年の相場は、年末高になる可能性が高いと書いた。
12月なので、年末高になったか、確認してみることにする。
下図は、TOPIX(東証株価指数)の5年チャート。
予想通り、今年の相場は年初を上回る年末高となっているw

予想通りに年末高になったが、自身が儲からなければ意味がない。
よって、自身が運用するY&KファンドとRファンドの評価額推移を確認してみる。
下図は、両ファンドの月初における評価額推移である。
両ファンドとも、9月の買い増し以降に評価額が増加、12月月初が最高額となっているw

特に、Y&Kファンドは、9月以降、月額100万円以上のペースで増加している。
株式投資には、譲渡益(キャピタルゲイン)と配当金(インカムゲイン)がある。
だが、上図の損益額に配当金は加算していない。
よって、配当金を加算すると、さらに損益額は向上することになるw

自身は、株価が騰がり、配当利回りが低くなれば、保有銘柄と株数を見直す。
見直した結果、売買することがあるが、多くて年に数回である。
自身は会社員を辞めたので、給与収入がなくなった。
だが、給与収入がなくても、資産を増やせるため、会社員に戻りたいとは思わないw

2020年12月11日金曜日

【エッセイ】残りそうな配当金で買ったもの

自身は、月額10万円以上の配当金を得ている。
配当金で、食費やアルコール、タバコ代などの生活費を賄っている。
自身はアル中ではないため、月額10万円も使わないので残る。
ちなみに、配当金は受領するたびに、配当金の専用口座へ入金しているw

先日、中間配当金を入金したが、専用口座には、まだ前回の期末配当金が残っていた。
今回の中間配当金を入金すると、口座残高が100万円を超えた。
次回の期末配当金を受領するまで、7か月ほどしかない。
このままだと、生活費は100万円÷7か月=14万円ほどで、7か月後も残るのは確実であるw

ふと、今日が、"一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)"であることを思い出した。
"一粒万倍日"は、何事を始めるにも良い日とされている。
購入した金額の何万倍にも増えるということで、宝くじを買うのに良い日ともされている。
よって、配当金で、年末ジャンボ宝くじを買うことにしたw

購入額は、昨年と同じ、連番100枚の計3万円。
買いに行く途中で、3万円って結構な額だなと思い、辞めようかと迷った。
だが、保有株の株価を確認すると、今日だけで評価額が30万円ほど増えていた。
すると、3万円が結構な額だとは思えなくなり、迷うことなく買うことができたw

2020年12月10日木曜日

【エッセイ】最初で最後の失業給付の備忘録

自身は会社員を辞めて、失業給付を受給している。
大学卒業後、会社員として勤めてきたので、失業給付を受給したことはなかった。
最初の失業給付だが、誰かに雇用されるつもりはないので、最後の失業給付になる予定だ。
後日、失業給付の手続きについて記事にするつもりだが、途中経過を記録しておくw

失業給付の総額は、基本手当日額×所定給付日数。
基本手当日額は、離職時賃金日額を元に算出されるが、年齢ごとに上限額が決まっている。
ちなみに、それぞれの上限額が最も多いのは、自身の45歳以上60歳未満である。
なお、自身の離職時賃金日額は上限額を超えていたので、基本手当日額も上限額であるw

所定給付日数は、離職理由と雇用保険の加入期間を元に算出される。
所定給付日数が最長となる雇用保険加入期間は、20年以上である。
自身の雇用保険加入期間は20年以上なので、離職理由に応じた最長日数での受給となる。
つまり、同年齢で同じ離職理由の受給者の中では、最も高い額を受給していることになるw

受給する際に提出する失業認定申告書には、「失業」の状態か確認する項目がある。
例えば、収入があった場合、収入のあった日、収入額などを記載しなくてはならない。
収入のあった場合、失業給付が減額されたり、不支給になったりするらしい。
ちなみに、自身が生活費を賄っている株の配当は、働いた収入とはみなされないらしいw

2020年12月9日水曜日

銘柄を明かさない理由R364 徐かなること林の如く(後編)

第364話 徐かなること林の如く(後編)

都内のある大学の学生寮の一室。
"21世紀少年"こと、キミシマ ユウトは静かにPCを眺めていた。
キミシマはネット世界に、自作の解析プログラム"ペーガサス(天馬)"を放った。
放った理由は、「Nine dragon eyes(ナインドラゴンアイズ)」を調べるためだった。

"ペーガサス"を放ってから、1時間近くになるが、まだ帰ってきていなかった。
検索条件が「高度」とはいえ、あまりにも時間がかかりすぎている。
今まで、こんなに時間がかかったことはなかった。
"ペーガサス"にはバグはないはずだ、何かの力が働いているのか。

そのとき、PCの解析プログラム"ペーガサス"に変化があった。
"ペーガサス"の画面に、青く光る眼をもつ白の天馬が現れた。
やっと帰ってきた、お帰りペーガサス。
キミシマが安堵した瞬間、PCがブラックアウトした。

えっ、キミシマがあっけにとられる中、PCの画面が明るくなり始めた。
PCの画面に浮かび上がったのは、中世の洋服を着た英国人女性だった。
中世の洋服を着た英国人女性は、キミシマを見ると、かすかに微笑んだ。
な、なぜ、エイダが、キミシマは思わず口を開き、あ然とした。

1815年12月10日、英国で生まれたエイダ・ラブレス。
彼女は、初期の汎用計算機である解析機関についての著作で知られている。
その後、エイダ・ラブレスは子宮癌を患い、36歳という若さで死去した。
エイダ自身の願いにより、彼女の遺体は父であるバイロンの隣に葬られた。

やがて、彼女が開発したプログラムが進化、人工知能"ベイビー"となった。
数年前、人工知能"ベイビー"により、ニューヨーク証券取引所が暴落した。
キミシマは、"ベイビー"を制御できるプログラム"ベイビーワールドエンド"を作った。
"ベイビーワールドエンド"により、"ベイビー"、すなわち、エイダは消滅したはずだ。

「ようやく、"クーロンズ・アイ"への反撃が始まるようね」、エイダがいう。
「エイダ・・・君は消滅したはずじゃ・・・」、キミシマがいう。
「ネット世界で消滅するなんてことはあり得ないわ」、エイダがいう。
「しょ、消滅させようとした僕に仕返しにきたのか」、キミシマがいう。

「消滅させることができなかったのよ、あなたに仕返しする理由はないでしょう。
私が仕返しするのは別の相手、"クーロンズ・アイ"よ。
"昨日の敵は今日の友"ともいうじゃない、仲良くしましょうよ」
エイダが笑みを浮かべながら、キミシマにいった。

【エッセイ】「経済的自由」を得ると優しくなれるのかもしれない

「資本家」とは、企業体に資本を提供し、出資した範囲ですべての責任を負う人。
つまり、典型的な「資本家」とは、「株主」に他ならないことになる。
資産運用の目的の一つに「経済的自由(フィナンシャル・インディペンデント)」がある。
「経済的自由」とは、資産から得るキャッシュフローだけで生活ができる状態をいうw

自身は会社員を辞めて、個人事業主(個人投資家)になった。
これからの自身の収入は、大家業と個人投資家としての収入だけになる。
大家業の収入は、今後の維持管理費用が必要なため、手をつける予定はない。
したがって、個人投資家の収入(譲渡益と配当金)だけで、生活していく予定であるw

会社員時代は、平日の3分の1以上を、会社に拘束されていた。
会社員を辞めると、平日であっても、全ての時間が自由に使える。
最近の自身は、よほどの距離でなければ、公共交通機関を使わず、歩いている。
なぜ、この距離に公共交通機関を使っていたのかと思うほどであるw

あと、買い物などに外出する際も、空いている時間帯に行くようにしている。
先日、買い物に行くと、高齢者から、商品価格の違いについて話しかけられた。
以前の自身なら適当に受け答えしていたが、商品価格の違いについて説明した。
「経済的自由」を得ると、生活できるだけでなく、優しくなれるのかもしれないw

2020年12月8日火曜日

銘柄を明かさない理由R363 徐かなること林の如く(中編)

第363話 徐かなること林の如く(中編)

都内にあるマンションの一室。
"無敗のジャック"ことジョウシマ ユウイチは帰宅すると、PCを起動した。
受信トレイに、何通かの新着メールがあった。
新着メールの1通は、日本一の株屋のチーフトレーダーで財務省に属する内海からだった。

ジョウシマは、内海からのメールを開くと読み始めた。
劉宋明(りゅうそうめい)という男が、ニューヨーク証券取引所を暴落させた。
ニューヨーク証券取引所の暴落を発端として、各国の相場は暴落した。
メールには、劉宋明への"反撃の狼煙(のろし)"について書かれていた。

読み終わったジョウシマは、"反撃の狼煙"のスケールの大きさに驚愕した。
これだけの行動を起こすには、巨額の費用と関係各国の協力が必要だ。
内海さんは、日本一の株屋のチーフトレーダーだが、財務省にも属している。
日本一の株屋、いや、財務省は、いったい、どれだけの力をもっているんだ。

ジョウシマは知らなかったが、内海には、あと一つ、属している組織があった。
その組織の名は、日本を守り続けてきた"名のない組織"。
今から約100年前、青島の戦いを指揮した軍人が、"名のない組織"を創設した。
その後、"名のない組織"は、有望な人材に目をつけると、次々と組織の一員とした。

今や、官公庁や大手企業に個人商店まで、あらゆるところに組織の人間がいた。
"名のない組織"は、どこからも資金提供を受けておらず、活動資金は独自で負担していた。
だが、その活動資金は莫大な額で、各国の機関との協力体制も構築されていた。
"反撃の狼煙"は、"名のない組織"が、日本の証券界を守るために起こす行動だった。

ジョウシマは、"無敗のクイーン"ことクジョウ レイコとの約束を思い出した。
"反撃の狼煙"があがったら、クジョウに伝えるという約束だった。
ジョウシマは、内海からのメールを閉じると、受信トレイに目をやった。
新着メールの中に、クジョウからのメールがあった。

クジョウからのメールを開くと、ジョウシマは読み始めた。
驚いたことに、クジョウからのメールは、内海からのメールと同じ内容だった。
内容は、劉宋明への"反撃の狼煙"となる舞台についてだった。
"反撃の狼煙"となる舞台名は、"Nine dragon eyes(ナインドラゴンアイズ)"

どうやら知らなかったのは俺だけか、ジョウシマは苦笑した。
"無敗のクイーン"が知っているということは、他にも知っている人がいる。
知った人は、"反撃の狼煙"があがったら、どう行動するか考えているはず。
これに乗らない手はないな、ジョウシマは不敵な笑みを浮かべた。

【エッセイ】配当の思い出

自身は、配当金を従来方式で受領している。
従来方式とは、送られてきた配当金領収証を、郵便局で換金する方式である。
取引口座で受領する株式数比例配分方式だと、譲渡損失との損益通算ができるらしい。
だが、自身は譲渡損失を出したことがないので、株式数比例配分方式にする必要がないw

全ての中間配当金領収証が届いたので、郵便局へ換金に行った。
換金したのは、Y&KファンドとRファンドの配当金で、以下の額になる。
Y&Kファンド(3銘柄):518,500円(税抜き413,168円)
Rファンド(1銘柄):150,000円(税抜き119,528円)w

従来方式は、配当金領収証に受領年月日を記載、押印して提出すると、換金してくれる。
最初に換金したときは、こんなに簡単に現金が手に入るんだ、と思った。
最初の頃は、額が少なかったので、現金で貰っていた。
額が多くなってからは、ゆうちょ銀行の通帳を渡し、口座へ入金してもらっているw

Rファンドの配当金は、娘の通帳を渡し、娘の口座へ入金してもらっている。
口座へ入金してもらってから、いつも娘に入金額を報告している。
今回の入金額を報告すると、こんなに貰えるの、と驚いていた。
半年後にも同じくらいの額が貰えるよ、と伝えると、さらに驚いていたw

2020年12月7日月曜日

銘柄を明かさない理由R362 徐かなること林の如く(前編)

本ブログには、自身が初めて書いた小説「銘柄を明かさない理由R」がある。
5人の無敗の相場師、ロイヤルストレートフラッシュの物語である。
もちろん、素人が書いた小説なので、プロの方が書いた小説の足元にも及ばない。

5人の無敗の相場師は、無敗の天然(10)こと、テンマ リナ。
無敗のジャック(J)こと、ジョウシマ ユウイチ。
無敗のクイーン(Q)こと、クジョウ レイコ。
無敗のキング(K)こと、ジツオウジ コウゾウ。
無敗のエース(A)こと、アマネ オトヤである。

最近、書いていなかったが、頭の中では登場人物が勝手に動き回っている。
しびれを切らせたらしい彼らから、早く書くよう催促があった。
それでは、「銘柄を明かさない理由R クーロンズ・アイ編」をお届けするw

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第362話 徐かなること林の如く(前編)

上海市の南京路沿いにある高級ホテルの1室。
高級ホテルの1室には、若い2人の男女が住んでいた。
若い男は、無敗の相場師エース、通称"天使の笑顔をもつ男"こと、アマネ オトヤ。
若い女も無敗の相場師で、通称"ウィッグの女"こと、キサラギ ミレイ。

2人の無敗の相場師は、AI"ベイビー"のことを調べるため、上海にいた。
早朝、無防備な寝顔をしているアマネ オトヤを残し、キサラギ ミレイはベッドを出た。
キサラギ ミレイは、シャワーを浴びると、身支度を整えた。
身支度を整えると、備え付けのデスクにあるPCを起動、受信トレイを確認した。

受信トレイには、"無敗のキング"こと、ジツオウジ コウゾウからのメールがあった。
めずらしい、何かしら、キサラギ ミレイは、ジツオウジからのメールを開いた。
メールを読み進めるキサラギ ミレイは、妖艶な笑みを浮かべ始めた。
多くの企業が協賛する謎の舞台、"Nine dragon eyes(ナインドラゴンアイズ)"。

キサラギ ミレイの背後から伸びてきた手が、マウスを持つ手を包んだ。
背後から手を伸ばしてきたのは、アマネ オトヤだった。
「もう、驚かさないでよ」、振り返ったキサラギ ミレイがいう。
「ごめん」といいながら、アマネ オトヤはマウスを操作、メールを読み始めた。

メールを読み終わったアマネ オトヤは思った。
多くの企業が協賛する謎の舞台、"Nine dragon eyes"。
ベルリンの壁の物語であるにも関わらず、公演名は"Nine dragon eyes"。
確かに妙だが、なぜか、自分には違和感はない・・・。

自分は、"Nine dragon eyes"を知っていたのか。
記憶にはない・・・なのに、どうして違和感がないんだ・・・。
思い出せ、"Nine dragon eyes"に違和感がない理由を・・・。
Nine dragon eyes・・・九匹のドラゴンの眼・・・九龍の眼・・・九龍。

ふと、アマネ オトヤの頭に、ある男が浮かんだ。
ある男とは、中国の武器である青龍刀を思わせる劉宋明(りゅうそうめい)。
たしか、劉宋明が育ったのは、香港特別行政区領内に位置する九龍地区。
なるほど、違和感がない理由はこれか、アマネ オトヤは天使のような笑みを浮かべた。

もし、"Nine dragon eyes"が、劉宋明に関係しているのなら、面白い。
そのとき、包んでいたマウスを持つキサラギ ミレイの手がなくなった。
「なにか、気づいたようね、シャワーを浴びてから、教えてもらえるかしら」
妖艶な笑みを浮かべたキサラギ ミレイが、アマネ オトヤの頬を撫でながらいった。

【エッセイ】設計事務所を始めるかもしれない話

自身は会社員を辞め、失業給付を受給している。
失業給付を受給するためには、求職活動が必要になる。
単なる求人検索だけでは、求職活動とは認められない。
よって、自身はもっぱらハローワークでの相談(雑談)を求職活動にしているw

相談に訪れると、「事務職でフルタイムの仕事希望です」と伝える。
近い条件の求人を教えてくれるので、「検討します」といって持ち帰る。
教えてくれる求人のなかには、受付などの明らかに女性対象の求人もあったりする。
せっかくなので、教えてくれた求人は全て持ち帰っているw

いつも、担当からいわれることがある。
「建築士の資格を生かさないのは、もったいないですよ」と。
確かに、建築士の求人は多いが、自身は誰かに雇用されるつもりはない。
よって、「建築業界の3K(きつい、汚い、危険)」を理由に断っているw

先日、設計事務所なら始めてもいいかもしれないと思った。
自身には、「金融機関が嫌がる住宅ローン返済方法」などの、資産運用の知識がある。
これらの知識を生かした人生の設計事務所を始めたら、面白いかもしれない。
もちろん、仕事にするとストレスが生じるかもしれないので、趣味の範囲で考えているw

2020年12月6日日曜日

【エッセイ】「企業型確定拠出年金」の手続きで注意すること

会社員が受け取れる年金には、老齢基礎年金と老齢厚生年金のほかに、企業年金がある。
1階の国民年金、2階の厚生年金に加算される、3階部分の年金である。
主な企業年金は「厚生年金基金」、「確定給付企業年金」、「企業型確定拠出年金」。
自身は何度か転職をしたため、上記の3つの企業年金に加入したことがあるw

退職すると、これらの企業年金について注意が必要である。
個人的に、最も注意が必要と考えるのが、「企業型確定拠出年金」である。
なぜなら、「企業型確定拠出年金」は、運営管理機関が主体で運営しているからである。
移換等の手続きについては、運営管理機関と行わなくてならないw

自身は個人型確定拠出年金(iDeCo)へ移換したが、運営管理機関へ依頼した。
ところが転居などの諸事情により、移換等の手続きができていない人も多いらしい。
一定期間内に移換等の手続きを行わなかった場合、国民年金基金連合会へ移換される。
国民年金基金連合会へ移換されると、管理期間中は運用が行えなくなるw

移換後には、完了した旨の書面が運営管理機関から送られてくる。
住所不明等により届かなかった場合、確定拠出年金法第83条に基づき、公告される。
具体的には、運営管理機関のホームページに、一定期間、氏名等が掲載されるのである。
「企業型確定拠出年金」の移換が必要になった場合、注意されることをオススメするw

2020年12月5日土曜日

【Rファンド】初の配当10万円超えに思うこと

自身は、娘が大学生になった6年前から、娘の資産を運用している。
運用を始めたきっかけは、娘がバイトで服代や交際費を稼いでいたからだ。
本来なら、学生の服代や交際費は、親である自身が負担しなければならない。
娘の取引口座「Rファンド」を開設、毎年、娘名義の株を買い続けているw

「Rファンド」は、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ、1銘柄への集中投資。
2015年は1,300株購入、2016年は2,200株買い増し、2017年は1,500株買い増し。
年末に1,000株売却、2018年は1,500株買い増し、2019年は1,700株を買い増した。
今年は2月に1,800株、3月と8月および9月に各1,000株買い増し、計12,000株としたw

本日、「Rファンド」の中間配当金領収証が届いた。
配当金額は、12,000株×12.5円=15万円(税抜き119,528円)。
今回、初の税抜き10万円超えなので、簡易書留で送られてきた。
簡易書留の場合、対面受け取りなので、郵便受けまで行かなくてよいw

今までは、自身の口座から「Rファンド」へ入金していた。
だが、娘も社会人になり、貯蓄できたので、今年の8月と9月は、娘の口座から入金した。
現在まで、娘の口座からの入金は、8月に40万円、9月に40万円の計80万円である。
仮に増配がなかったとしても、あと6回配当を貰えば、80万円は回収できることになるw

2020年12月4日金曜日

【エッセイ】明日の百より今日の五十

「明日の百より今日の五十」
明日もらえるはずの百文の銭よりも、今日確実に手に入る五十文のほうがよい。
金額は多いが支払いが後になるよりも、少額でもすぐ自分のものになる方がよい。
"A bird in the hand is worth two in the bush"(手中の一羽は藪の中の二羽に値する)。

自身は会社員を辞めてから、厚生年金から国民年金に加入した。
国民年金は「全額免除」を申請、後日、「全額免除」で承認された。
申請の際、担当から「将来の年金が減りますよ、払えないんですかぁ」といわれた。
自身は「全額免除」のメリットを確認済だったので、感情的にならずに応じたw

申請前、自身は「全額免除」、「全額納付」した場合のシミュレーションを行った。
すると、「全額納付」しても、65歳での受給額は、年間5万円ほどしか増えなかった
「全額納付」した場合の累計保険料を、5万円で割ると、約20年。
つまり、累計保険料を回収するのは、65歳+20年=85歳だったのであるw

このシミュレーションには、物価の上昇や受給年齢引き上げなどが考慮されていない。
マクロ経済スライドによる調整があったとしても、元本回収は85歳以降になるだろう。
よって、自身は「明日の百より今日の五十」の考えで、「全額免除」を申請した。
「全額納付」の保険料相当を、株式投資で運用、85歳より早く元本を回収する所存だw

2020年12月3日木曜日

【エッセイ】「厚生年金基金」を請求していない人の多さに驚いた話

「厚生年金基金」とは、かつて多くの企業によって実施されていた企業年金。
国の厚生年金の一部を国に代わって給付し、さらに独自の上乗せ給付を行っている。
退職しない場合は、「厚生年金基金」から年金が支給される。
だが、一定の条件で中途退職した場合、企業年金連合会から年金が支給されるw

一定の条件とは、平成26年3月までに加入期間10年未満で退職したような場合である。
自身がこのことを知ったのは、ねんきん定期便だった。
自身は平均年収だったにも関わらず、見込み額が平均より少なかったのである。
調べると、「厚生年金基金」の年金は、企業年金連合会から支給されることがわかったw

慌てて、企業年金連合会へ連絡、「厚生年金基金」の年金額を確認した。
「厚生年金基金」の年金を合計すると、見込み額が平均より多いことがわかった。
なぜなら、「厚生年金基金」は、独自の上乗せ給付を行っていたからである。
自身はこのことに気づけたが、ご存じない方もいるかもしれないw

「厚生年金基金」の年金を請求していない人が、どれくらいいるのか調べてみた。
厚生労働省のホームページに、企業年金連合会への未請求者数のデータがある。
平成24年末の受給権者数826万人に対し、未請求者数133万人(16.1%)だった。
中途退職したことがある方は、未請求者に該当しないか、確認されることをオススメするw

2020年12月2日水曜日

【投資手法】元本引き上げの売り

邱永漢という偉大なる相場師がいた。
彼は1924年に日本が統治していた台湾で、台湾人の父と日本人の母との間に生まれた。
東大を卒業後、大学院で財政学を研究、日本および台湾の実業家として知られている。
1960年頃、200万円を元手に株を始め、わずか1年で5000万円に増やしたらしいw

彼の教えは、著書やホームページで確認することができる。
彼の教えは株式投資には不変、すなわち王道ともいえる教えである。
例えば、彼は「株は倍になったら半分売れ」と述べている。
理由は「残りはタダですから、その後いくら下がっても損をすることはありません」w

偉大なる相場師である本多静六氏も、同じことを述べている。
すなわち、「二割利食い、十割益半分手放し」である。
先物取引の期限が来る前に、思いがけぬ値上がりがあった場合、きっぱりと二割で利食い。
引き取った株が長い期間に二倍以上になれば、元本分を売り、タダ株にするのであるw

自身は彼らの教えを知ってから、主力株は元本引き上げの売りをするようにしている。
元本を引き上げた株はタダの株なので、騰がろうが下がろうか、なんとも思わない。
もし、想定以上に騰がったのなら、売って利益を確定。
下がれば買い増すと、タダ株と合算でき、平均取得単価が大幅に下がるのであるw

2020年12月1日火曜日

【今後の戦略】相場の借りは相場で返す

ウォール街に「Plan your trades. Trade your plan」という相場格言がある。
トレードをプランし、そのプランでトレードしろという意味である。
自身は今年の初めに、年間200万円超の配当を得るためのトレードをプランした。
年1回配当の銘柄を買い、権利落ち日後に売って、年2回配当の銘柄を買うプランであるw

今年2月、年1回配当の8750 第一生命ホールディングス㈱10,000株を購入した。
3月の権利落ち日後に8750を売って、年2回配当のメガバンク株を購入する予定だった。
ところが、新型ウイルスの暴落相場により、8750の株価は急落した。
8750だけで、700万円ほどの含み損になり、売ろうにも売れなくなったw

ようやく、株価が買値に近づきあるが、自身は買値に戻っても、すぐに売るつもりはない。
なぜなら、1銘柄で過去最高となる700万円ほどの含み損をくらったからである。
よって、ある程度、株価が騰がったところで、元本引き上げの売りをする。
元本引き上げの売りで、タダ株を作り、売値より株価が下がれば、買い戻すw

8750も、自身が保有するメガバンク2銘柄と同じ運用をするのである。
思えば、保有するメガバンク2銘柄も、過去、結構な含み損になったことがある。
その後、元本引き上げの売りを行い、タダ株にし、株価が下がれば買い戻している。
8750もメガバンク2銘柄と同じく、"相場の借りは相場で返す"ことにする所存だw