2018年3月7日水曜日

【コラム】下落相場で買い向かう人の心理

下落相場が終わっていないにも関わらず、買い向かう人がいる。
買い向かう人の理由は2つしかない。
1つは、天井の株価に比べたら安いという理由だけでの買い。
1つは、平均取得単価を下げるための計画的な買い、いわゆるナンピンであるw

はっきりいって、前者の買いには何の根拠もないことが多い。
確かに、天井のときの株価に比べたら、今の株価は安いかもしれない。
だが株を買うときは、本当に買うべき株価なのかを検討しなくてはならない。
株の定価であるBPS(1株当たり純資産)との比較を怠ってはならないのであるw

偉大なる相場師の1人、福澤 桃介氏は述べている。
本来の株価より高く安く取引きされるから、株は面白いと。
また偉大なる相場師の1人、ベンジャミン・グレアム氏は述べている。
株の定価よりどれだけ安いか、すなわち安全域を考えることが大切だとw

当たり前だが、相場が天井を迎えたので、相場は下落する。
相場が天井を迎えたとき、多くの株が定価より高くなる。
もし、下落相場の途中で買うのであれば、決して定価より高く買ってはいけない。
なぜなら、定価より高く買うことは、落ちるナイフを掴むことに他ならないからだw

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