2017年9月20日水曜日

【エッセイ】見習いたくない会社員の話

先日、出張帰りの新幹線の車中で衝撃的な出来事があった。
途中駅から乗ってきた年配の会社員らしき男性が、自身の横の席に座った。
自身が寝ていると、なにやらカタカタと音がする。
目を明けてみると、横の会社員がノートPCに何かを打ち込んでいたw

見ないようにしようとしても、隣なので見えてしまう。
画面を見ると、どこかの会社に経歴を送ろうとしているようだった。
画面に入力された会社員の年齢を見た瞬間、衝撃を受けた。
思わず二度見してしまったほどの衝撃だったw

その会社員の年齢は、60代だったのである。
経歴の欄には、卒業大学から在職中の会社まで入力されていた。
20代や30代なら、卒業大学は必要だろう。
だが60代ともなれば、今までの仕事での実績をアピールすべきであるw

その会社員が60代でありながら、転職活動をしている理由はわからない。
おそらく、止むに止まれぬ事情があったのだろう。
だが、必要とされる人材であれば、経歴なんぞ送らなくても採用される。
60代での転職活動はある意味、凄いとは思うが、自身は見習いたいとは思わないw