2017年2月26日日曜日

【コラム】家計管理で覚えておきたい金額

総務省の平成27年家計調査によると、勤労者世帯の1ヶ月の平均収入は469,200円。
同じく勤労者世帯の1ヶ月の平均支出は276,587円である。
1ヶ月の平均貯蓄額は469,200円-276,587円=192,613円。
1年間の平均貯蓄額は192,613円×12ヶ月=2,311,356円であるw

つまり勤労者世帯は年間約230万円が、目標とすべき貯蓄額なのである。
もし年間230万円貯蓄できていないのであれば、家計の見直しが必要である。
大卒で60歳まで働いた場合、貯蓄額は230万円×38年=8740万円になる。
8740万円をどう使うかで、ゆとりある老後になるか決まるのであるw

仮に子どもが2人いて1人あたりの教育費が1000万円だとする。
教育費は2000万円なので、8740万円-2000万円=6740万円。
持ち家を購入しなければ、60歳時点で6740万円もの老後資金が用意できる。
持ち家を購入したのであれば、持ち家に使った額を増やさなくてはならないw

仮に持ち家の購入額が3000万円なら、3000万円増やさなくてはならない。
3000万円増やすには、当然ながら資産運用が必要になる。
年間平均貯蓄額230万円を元手に運用して増やすのである。
間違っても、住宅ローンの繰上げ返済や不動産投資に使ってはいけないw