2016年12月27日火曜日

【コラム】当たり屋につかない

売っても買っても連戦連勝という人が、時に出現する。
売買の周期が、相場のサイクルにぴったり符合する人、めったに出動しないがひとたび売買すれば必ず利益を収める人等、いわゆる“当たり屋”と呼ばれる人びとがいる。
むろん、単なるマグレ当たりの場合もあるだろうが、日常生活のなかでも、うまくいくときはふしぎに次の手もうまくいくという経験をお持ちの方が多いはず。
そういう場合が、株式投資にもあり得るわけだ。
そこで第三者があれこれ思い迷うよりは、いっそ“当たり屋”と同じ売買をした方がよいと考え、これに便乗する。
これが「当たり屋につけ」または「当たり屋にチョウチン」の意味である。
当たり屋がいつまでも当たり屋である限り、この方法は手間ヒマかけずに利をつかむ便利なものといえる。 しかし世の中と同様、相場はそんなに単純なものではないし、甘いものでもない。
“当たり屋”は、いつか“曲がり屋”(思惑のはずれた投資家)になる日を迎えなければならない。もちろん便乗組も同じ運命をたどるわけだ。そして、自らの決断で投資したものでないだけに、失敗したときの後悔はあと味も悪い。(日本証券業協会ホームページより)

自身は株式投資を始めてから10年以上になるが、連戦連勝の無敗である。
上の記事に照らし合わせれば、“当たり屋”になるのかもしれない。
では、どうすれば“当たり屋”になれるか。
答えは簡単で、“当たり屋”につかないことであるw

株式投資で大切なことは、自分が世界で一番、偉いと思うことだ。
自分が世界で一番、偉いと思っていれば、いくら含み損になろうが耐えられる。
また自分の選んだ銘柄、投資手法に絶対の信頼をおくことができる。
自分が世界で一番、偉いと思うこと、それこそが“当たり屋”になる条件である