2016年7月31日日曜日

年金の運用状況に思う

年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)の「平成27年度 業務概況書」を読んだ。
GPIFは国民の年金を管理運用している。
運用で5.3兆円の損失を出したと報道があったので、ご存知の方も多いと思う。
GPIFは、2014年に株式での運用比率を従来の24%から50%に高めているw

今回の損失報道を受け、無知な連中は一様にいっている。
株式での運用比率を高めたのが、損失の原因だと。
「平成27年度 業務概況書」を読めば、GPIFの運用方針は正しいことがわかる。
まったくもって、無知な連中は話にならないw

無知な連中は放っておいて、解説に戻る。
今回、GPIFは初めて、保有株と取得単価を公開した。
GPIFの保有株と取得単価はホームページの下記から確認できる。
「トップページ」→「管理・運用状況」→「運用状況」→「保有全銘柄について」w

ここでは2015年3月末に、GPIFがどの株をいくらで保有していたのか確認できる。
GPIFは自身の保有株5銘柄も保有しているが、取得単価は全て自身より割高である。
今年の11月に、2016年3月末の保有株のデータが公開されるらしい。
取得単価が下がっていないのであれば、自身の運用を参考にして欲しいものであるw