2016年7月24日日曜日

魔法のバトンの話(その4 複利のコントロール)

年利5%で運用、利息を再投資した場合、15年目に元本の倍以上になる。
年利8%で運用、利息を再投資した場合、10年目に元本の倍以上になる。
元本が100万円で年利5%なら、1年目に殖える額は5万円である。
元本が100万円で年利8%なら、1年目に殖える額は8万円で、差額は3万円であるw

つまり1年以内に3万円を追加投資するだけで、年利8%の運用にできるのである。
ここで気をつけなくてはならないのは、評価損益額に気を取られないことだ。
評価損益額、いわゆる含み益や含み損は売買しない限り、確定とはならない。
あくまでも注視するのは、元本を年利何%で運用できているかであるw

例えば、自身が運用する子供ファンドは、1年以内に同額の追加投資を行った。
運用額を100万円→200万円と倍に殖やしたことで、1年目の年利は100%となった。
ところが配当(税引き前)は、23,400円→63,000円へ前年比169%増となった。
なぜ、配当は169%増になったのか、ここに個別株投資が資産運用で最強の理由があるw