2016年7月23日土曜日

魔法のバトンの話(その3 複利効果)

「複利効果」とは、運用で得た収益を再投資することで、利息が利息を生むことをいう。
例えば、年利5%で運用、利息を再投資した場合、15年目に元本の倍以上になる。
年利8%で運用、利息を再投資した場合、10年目に元本の倍以上になる。
ここで重要なのは、利息が利息を生むのであって、譲渡益ではないということであるw

利息、もしくは利息に相当する配当が得られる金融商品は、国債、預貯金、個別株である。
投資信託やFXでは、利息(配当)がないため、複利効果を使うことはできない。
投資信託やFXで資産が増えたとしたら、稼ぐ能力によるもので殖やす能力ではない。
しかも投資信託では、毎年、信託報酬が必要になるため、マイナスの複利効果となるw

国債、預貯金、個別株の中で、最も利回りのよい金融商品は何か。
当たり前だが、低金利時代では高配当の個別株だ。
仮に配当利回り5%の株を買えば、15年目に元本と同じ額が殖えるのである。
配当利回りは決まっていると考えがちだが、配当利回りを上昇させる方法は存在するw