2015年5月24日日曜日

資産運用に株式投資が有効な理由

2015年の経済誌「フォーブス」による個人総資産ランキングがある。
ご存知の方も多いと思うが、日本人の上位3名は以下の通りである。

1位 柳井 正氏 「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの社長兼会長
2位 孫 正義氏 「ソフトバンク」及びソフトバンクグループの社長
3位 三木谷 浩史氏 ネット通販大手「楽天」の社長兼会長
ちなみに3名の総資産は、いずれも1兆円を超えている。

彼らは、なぜ1兆円を超える資産を形成できたのか、服が売れたから、違う。
携帯やスマホが売れたから、違う。
ネットの広告手数料で儲かったから、違う。
彼らが興した会社の株価が騰がったことにより、莫大な資産を形成したのであるw

TOPIX(東証株価指数)という株価指数がある。
昭和43年(1968年)の東証市場1部銘柄の時価総額を100とした指数である。
現在のTOPIXは1600台、47年間で16倍超になっている。
計算するとわかるが、47年で16倍となる年間平均利回りは11.5%超であるw

TOPIXを基準とする投資商品に長期間投資するだけで、上記のリターンを得られるのである。
TOPIXは、東証1部の全銘柄の時価総額を元にした指数のため、平均値ともいえる。
東証1部の中で成長性の高い会社の株に投資すれば、大きなリターンを得られるのである。
ちなみに年間の配当金があれば、平均利回りはより大きくなるw

新興市場の銘柄を売買したり、スイングトレードのような短期取引は、ギャンブルと変わらない。
証券会社から借金する信用取引やFXは論外で、資産を大きく増やした人はいない。
不動産投資は、購入直後から資産価値が時間と共に低下する。
資産運用には、長期にわたる東証1部銘柄への投資こそが最も賢明なる選択なのであるw

上記の株式投資ができている個人投資家は、恐らく全体の1割に満たないと考えている。
残りの9割の方には、10年後、20年後の我々の資産報告を楽しみにお待ちいただきたいw