2015年5月19日火曜日

銘柄を明かさない理由11

ある男が気づいた。
自分の投資手法が、人とは異なることに。

或る金融機関での会話
担当 「B証券から融資の要請がありました」
上司 「貸してやれ、責任は私がとる、いよいよ始まるのか」

その男は資産は少ないが、株では連戦連勝の無敗だった。
男は考えた、どうしたら効率よく株で儲けることができるのかを。

B証券会社での会話
担当 「まさか、あのような巨額の資金を貸してくれるとは思いませんでした」
上司 「同じ目的を持つもの同士なら話は早い、さてYとA証券の奴らを潰すぞ」

やがて男は気づいた。
情報を制する者が、相場を制することができることに。

都内某所での会話
弟子 「お呼びでしょうか、先生」
先生 「どちらにつくか決めた、すぐに証券会社の担当を呼べ」

そして男は相場師になることにした。
ある銘柄を長期にわたって仕込み終えた男は、次の行動を開始した。

A証券会社での会話
後輩 「先輩、むずかしい顔して、なにモニター見ているんですか」
先輩 「Yの保有株の株価チャートを見ていたんだが、最近、保有株の値動きが激しすぎる」